Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回はPremiere Proの新規プロジェクトの設定方法を紹介します。ソフトのバージョンはAdobe Premiere Pro 2023 Ver.23.5.0の画面を使用しています。
横向きに挿入されてしまった動画を縦向きに回転させることができます。Instagramのリールなどの動画を作ろうと思ったときには、縦向きの動画のほうが見てもらいやすいため制作する動画を縦型にしたいと思った時に使う機能です。
挿入した動画を回転させる方法として『エフェクトコントロールパネル内の回転』か『手動で回転させる』の2パターンを紹介します。回転はアンカーポイントを起点にして回転します。
エフェクトコントロールで回転させる
Instagram用のシーケンスを用意します。用意する方法は、過去の投稿の『iPhoneで撮影した動画のシーケンス設定』で詳しく説明しています。
編集したい動画をタイムラインパネルにドラッグ&ドロップで入れます。シーケンス設定と違うサイズの動画なので、『クリップの不一致に関する警告』のエラーメッセージがでます。
今回は挿入した動画のを調整するため、『現在の設定を維持』を選択します。
タイムラインに入れた①のクリップを選択します。そうすると右上のプログラムモニターパネルに横向きに表示された画像が確認できます。また、②エフェクトコントロールパネルも合わせて表示されます。
エフェクトコントロールパネル内の回転の数字を調整します。今回は『0→-90°』にして上下を調整しています。
手動で回転させる
右上のプログラムモニターパネルに表示されている画像をダブルクリックすると動画が選択されます。
選択した画像の端にある丸の周辺にカーソルを合わせると回転させるアイコンに変わるので、それを左クリックしながら回転させます。合わせてエフェクトコントロールパネル内の回転の数字も変わっていることが確認できます。
エフェクトコントロールパネル内の回転のほうが正確に調整できるのでおすすめです
今回は挿入した動画を回転させる方法をご紹介しました。一眼レフなどで撮影した動画を取り込むと横向きになるので、SNS向けの動画を作る際に使用する縦型のシーケンスで使用する時の参考にしてください。
- 縦型のシーケンスは変更しない
- エフェクトコントロールパネル内の回転を使用する
- プログラムモニターパネルから画像を選択して回転させる