【PremierePro】真似して簡単!新規プロジェクトの立ち上げ方

Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回はPremiere Proの新規プロジェクトの設定方法を紹介します。ソフトのバージョンはAdobe Premiere Pro 2023 Ver.23.5.0の画面を使用しています。


今回できるようになること

Premiere Proを始めるために必要な『新規プロジェクト設定』を迷わずできるようになります。Premiere Proはソフトを立ち上げてもいきなり編集画面にならないので、つまずきそうになる方もいると思います。要点だけをまとめているので、ここで苦手意識を持った方でも安心して設定ができるようになります。

Premiere Pro立ち上げについて

Premiere Proを立ち上げるとこのような画面になります。新規で作成する場合は『新規プロジェクト』を選択します。


新規プロジェクトの設定について

新規プロジェクトのを開くと以下のような画面が出てきます。ここで設定する項目としては全部で4点となります。全て設定しなくても後から追加や設定変更できるものもあります。

プロジェクト名を決める

プロジェクト名とはPremiere Proのファイル名になります。初期設定は『名称未設定』となっているため、自分の好きな名前を付けます。ここでつけた名前は右下の作成を押した時点で②で選んだ保存先に保存されます。名前を後で修正したい場合は、Premiere Proを落とした後に保存されたファイル名を変更すれば大丈夫です。

プロジェクトの保存先を決める

今回作成するPremiere Proのデータをどこに保存するかを設定します。右側のプルダウンを選択して一番下に表示される『場所を選択…』をクリックしてフォルダを指定します。保存するフォルダの構成は毎回同じになるようにフォーマットを作ると管理が楽になります。

読み込む素材の確認

今回制作する動画に使う素材を選択していきます。ここで選択するのを忘れても実際の作業画面で挿入することができるので選択しなくても大丈夫です。ただ、実際に編集する素材が最初から決まっている場合はここでチェックボックスにチェックを入れてください。ファイルの選択やフォルダ一式入れることも可能です。

読み込み時の設定を行う

ここで必ず設定したほうが良いのが、『シーケンス』です。シーケンスとは、動画や音声、テロップなどを並べる編集データのことで、イメージでいうと本棚みたいな感じです。そこに教科書や参考書を並べたり場所を入れ替えたりする棚の役割になります。『新規ビン』は③で選んだ素材をまとめるフォルダのような役割になります。選んだ素材の数が多いと編集作業の際に画面が乱雑になるためここでチェックを入れておくのも良いです。

作成ボタンを押す

①~④を設定し終わったら作成ボタンを押します。今回はプロジェクト名を『test』、新規ビンを『sample』、シーケンスを『leathercraft』としてみました。

ワークスペース(作業画面)で設定を確認する

新規プロジェクトで設定したものはワークスペースに反映されます。ビン(フォルダ)の中には③で選択した素材がまとめられて入っています。この画面で動画編集の作業を始めていきます。

ここまでが動画編集に入る前の設定です

Premiere Proの新規プロジェクト設定のまとめ

Premiere Proで動画を編集する前にしっかりと設定していると、後で修正したりする必要がなくなるため編集作業に集中できます。新規プロジェクトの設定をしっかり覚えて自分ルールを作りながらPremiere Proに慣れていきましょう。

新規プロジェクトについてのまとめ
  • プロジェクト名を決める
  • プロジェクトの保存先を決める
  • シーケンスの名称を決める
  • 編集素材をまとめたいときにはビンを使用する