【Premiere Pro】動画作りに最適なフォルダの作り方


Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回は、動画を作る時に管理しやすいフォルダの作り方を紹介します。


今回できるようになること

ファイル内の欲しいデータを瞬時に探すことができるようになるフォルダが作れるようになります。チームで動画編集に取り組む時や、数か月経ったあとに動画の内容を一部修正する時などに便利なので、ぜひ参考にしてください。

フォルダ管理方法について

全体のファイル構成は、下図のようにフォルダをカテゴリーごとに分類して管理していきます。動画を作っていくと、作った動画の分だけファイルが増えていきます。そこで、過去に作成した動画が時系列に並んで内容が分かるような名前をファイル名に付けることで過去の動画の管理がしやすくなります。フォルダの階層は階層が深くなると管理が大変になるので、3階層までで管理することをお勧めします。それでは階層ごとに説明します。

1階層目

ファイル名の付け方は『番号_日付_内容』で管理していくとわかりやすいです。例えば『01_20230829_ラウンドファスナーの財布の作り方』のように名前を付けるといつ頃に作ったどんな内容の動画なのか一目で判断することができます。

2階層目

2階層目は中分類となっており、①画コンテ作成→②Premiere Proプロジェクトを作成→③必要な素材を使って動画を作る→④終的な動画を保存する。というような動画制作の流れに沿って順番に番号を付けています。

01_storyboard:動画の設計図となる画コンテ(構成や演出が記載されたもの)を保存
02_project:Premiere Proのプロジェクトデータを保存
03_materials:動画に使う素材を保存
04_render:完成した動画をmp4形式などの出力形式に変換したものを保存

3階層目

3階層目は、動画を制作するための素材を細分化したものになります。こちらも2階層目と同じように上から順番にデータが流れに沿って作成することで分かりやすく管理できます。

01_original data:撮影した動画データを保存
02_supplement:編集で使用するために作成した素材の元データ(illustratorやPhotoshopなど)を保存
03_footage:編集で使用する動画や画像、アニメーション素材などを保存
04_BGM:動画内で使用するBGMを保存
05_font:動画内で使用するフォントを保存

これをベースに自分の管理しやすいフォルダを作ってみてください

フォルダ管理のまとめ

今回は動画制作を効率よく行うためのフォルダ管理についてご紹介しました。

フォルダ管理のまとめ
  • ファイルの階層は3階層まで
  • 各階層は作業の流れに合わせて番号順でならべる