【Photoshop】曇りを晴れた空に置き換える方法

Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回は撮った写真の空を変えたい時に使える機能を紹介します。ソフトのバージョンはAdobe Photoshop 2023 Ver.24.7.0の画面を使用しています。


今回できるようになること

撮影した写真の空を一瞬で別の空にすることができるようになります。撮影した写真のイメージを変えるのに使える機能です。

空を変更する方法

Photoshop内の『空を置き換え』を使用するとAIが空を自動で選択して別の空を合成してくれます。空を合成した後は、各種設定を調整することで、空以外の被写体(前景)となじませることができます。

『空を置き換え』を実行する

『編集』→『空を置き換え』を選択します。

変更したい空を選択

空を選択すると様々な空が表示されます。写真のイメージに合う空を選択します。また、自分で撮影した空の写真も取り込んで使用することができます。

各種設定を調整する

自動的に合成した後は、各種設定を変更して思い通りの雰囲気に仕上げます。エッジをシフトは空と被写体の境界の開始位置を調整できます。被写体である前景と空の明るさを調整することで違和感のない写真にすることができます。

出力先を選択する

あとからマスクやカラーを再度調整できる『新規レイヤー』を選択します。

空の合成がうまくいかない場合

電線がはっきりと映っている写真などでこの機能を使うと、電線が残ることがあります。そんな場合は、一度電線を消してから空を置き換えるとうまくいきます。

そのまま空を置き換えた場合

電線を消して空を置き換えた場合

全ての写真が自動で置き換えられる訳ではないので、写真に合わせて置き換えましょう

空の置き換えのまとめ

今回は写真の空の置き換え方法をご紹介しました。空を変えるだけで写真のイメージがグッと変わるので、いろんな写真で試してみてください。

空の置き換えのまとめ
  • Photoshop内の『編集』→『空の置き換え』を使用
  • 空を置き換えた後は、空と前景を各種設定で調整していい感じになじませる
  • 電線などが残る場合は、先に消してから空を置き換える