【Illustrator】色の作成と管理はスウォッチで!

Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
前回使用した色を使って新しいデザインを作ろうと、Illustrator(イラレ)を新規で立ち上げた時にスウォッチの色が初期設定になってどうしたらいいんだろうと悩んでる方いませんか?
今回はスウォッチの管理(色の管理)をご紹介します。


今回できるようになること

Illustratorで使用する色の管理ができるようになります。
なぜ管理が必要なのかというと、継続的にクライアントからデザインの案件を受けた際は、一般に広告やコンテンツなど全体的の雰囲気を統一させることでブランドイメージが統一されるためデザインに一貫性を持たせること【トンマナ(トーン&マナー)】が必要になります。クライアント先が増えていくと、色の管理が必ず必要になってきますので作り方から管理の方法まで学んでもらえると嬉しいです。

スウォッチとは

スウォッチとは、Illustratorのカラーパレットのことで、カラーやパターンを登録して管理できる機能です。
表示されていない時には『ウインドウ』→『スウォッチ』を選択すると出てきます。

スウォッチの使い方

ここからは、スウォッチの使い方を紹介していきます。色の登録方法を2パターン紹介して、それを管理する方法をご紹介します。

スウォッチへの色の登録(新規スウォッチ)

スウォッチ内の新規スウォッチを選択

新しい色を作りたい場合は、『新規スウォッチ』を選択すると新規スウォッチパネルが出てきます。

使いたい色を決める

カラーモードをRBGにしてカラーコード(色コード)を入力したり、CMYKにして色を決めていきます。色が決まったらOKボタンを押すとスウォッチの中に追加されます。
名前も付けることが出来るので、使用用途などを付けるのもおすすめです。


スウォッチへの色の登録(カラーパネル)

変更したいオブジェクトを選択する

色を変えたいオブジェクトを選択します。

カラーピッカーで大まかに色を決める

カラーピッカーでデザインに合う色を選びます。色を選ぶときには大まかで大丈夫です。

カラーパネルで微調整する

画面右側にあるカラーパネルを使用して細かく色を調整します。

スウォッチにドラッグ&ドロップ

色が決まるとカラーパネルからドラッグ&ドロップでスウォッチの中に入れると作成した色が保存されます。


スウォッチの管理について

色を登録する

デザインで使用する色を作成します。作成した色は赤枠のように右下に白い三角が表示されます。

新規カラーグループを選択

グループにしたい色を選択した状態で『新規カラーグループ』を選択

新規カラーグループの名前を付ける

カラーグループの名前を付けます。

スウォッチにカラーグループが作成される

選択した5色が一つのグループになりました。

スウォッチを保存

今後使う可能性のあるスウォッチは保存しておくと今後も読み込んで使用することができます。

Illustratorのスウォッチについてのまとめ

今回は色の作り方と管理を紹介しましたが、他にも色をスウォッチに登録する方法はあります。また、スウォッチにはグラデーションやパターンを登録することもできます。

スウォッチについてのまとめ
  • 色の管理はスウォッチで行う
  • 色は新規スウォッチやカラーパネルで作ったものを保存できる
  • カラーグループで管理することができる
  • 色以外にもグラデーションやパターンを登録することもできる

クライアントごとに色を管理するときに使えるので試してみてください