Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回は撮った写真で不要なものが映ってしまった時に使える機能を紹介します。ソフトのバージョンはAdobe Photoshop 2023 Ver.24.7.0の画面を使用しています。
写真の中の不要なものを消すことができます。どうしても電線に目がいってしまう写真でも簡単に電柱や電線を消すことができます。
Photoshopの『削除ツール』を使うとドラッグしてなぞるだけで簡単に削除できます。AI機能が搭載されているということで、かなり自然に消してくれます。不要なものを消すことができるコマンドはいくつかありますが、今回は削除ツールを紹介します。
ツールバーの中にある『削除ツール』を選択します。
左クリックを押したまま、消したい部分を選んでいきます。選択した部分がはピンク色になり、対象物よりも少し大きく囲います。
AIが自動で判断して自然な感じに消してくれます。ただ、消した周りのつながりが悪い場合もあるので、何度か同じ場所を選択しながら慣らしていきます。
建物前にある車を消してみたいと思います。車が消えて一瞬うまくいったような感じもしますが、真ん中の車の後ろ半分がうまく生成できていません。自分が背景を想像して描けないものはこの機能を使っても削除できないという感じで使用することが大切です。
手前の車を消す
真ん中の車がうまく生成できない
全ての写真が自動で削除できる訳ではないので、対象物を消した背景が想像できるか考えましょう
今回は写真に写りこんだ電柱や電線など不要なものを消すことができる『削除ツール』についてご紹介しました。不要なものがなくなると、より写真の伝えたいものにフォーカスされるため、ぜひ活用してみてください。
- ツールバー内にある『削除ツール』を使用する
- 消したい対象物だけではなく少し大きめに選択する
- 自分が想像して背景が描けないものは削除できない