Keycleのブログでは、実際に私が0から動画編集を学んだ知識をこれから一緒にやっていく仲間に向けて共有していきます。
今回は、Premiere Proのショートカットキーの設定を紹介します。ソフトのバージョンはAdobe Premiere Pro 2024 Ver.24.0.0の画面を使用しています。
動画を作る時に著作権や肖像権に抵触しないように配慮しないといけません。そんな時に使えるのがモザイク機能です。車のナンバーや映り込んだ人や背景をぼかすときに使用できます。今回は車のナンバーを例にモザイクをかける方法をご紹介しますので、これを読むと動くものにモザイクをかけることができるようになります。
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![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_001-1024x527.png)
『プリセット』→『ビデオエフェクト』→『スタイライズ』→『モザイク』を選択します。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_002-1024x544.png)
エフェクト内の『モザイク』をドラッグアンドドロップでモザイクをかけたいクリップに入れます。クリップに入れると画面全体にモザイクがかかります。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_003-1024x528.png)
エフェクトコントロール内に『モザイク』が表示されるので①の『4点の長方形マスクの作成』を選択します。選択すると②のモザイクが調整できるようになるので、モザイクの範囲を決めます。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_004-1024x528.jpg)
『水平ブロック』と『垂直ブロック』を調整するとモザイクの粗さを変更することができます。
車や人など動くものにモザイクをかける場合、先ほど紹介したやり方で1コマずつ調整していくのは大変な作業になります。
指定したモザイク範囲を自動で追尾してくれる機能があるのでご紹介します。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_005-1024x530.jpg)
上記のSTEP.4まで作業を行った後にエフェクトコントロールのモザイク内にある『マスクパス』→『選択したマスクを順方向にトラック』を選択します。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_006-1024x536.png)
ソフトが自動で判断してモザイク追尾しているため数分程度待ちます。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_007-1024x538.png)
キーフレームごとにモザイク位置や大きさが調整されて、1コマずつキーフレームが自動で作成されます。
![](https://www.keycle.jp/wp-content/uploads/2023/10/07_PP_008-1024x226.jpg)
トラッキングが終わったらきちんとモザイクがかかっているか動画を再生して確認します。車がフレームアウトした後はモザイクは必要ないので不要なキーフレームは削除します。
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ボタン一つで自動でモザイクをかけてくれるので編集作業がかなり楽になります。
モザイクの対象物が一度フレームアウトして再度映り込んだ場合、追尾せずにフレームアウトした位置で留まってしまうことや、うまく追尾できずにモザイク位置がずれていることがあります。トラッキング機能を使ってモザイクをかけた後はそのクリップを再生して確認してください。追尾できていないところに関しては1コマずつ調整していきます。
- モザイク範囲を追尾してくれるトラッキング機能というものがある
- トラッキング機能は万能ではないので最終的には自分の目で確認する